昨夜(2月26日)、雨の中出かけた女性(若手!)二人による津軽三味線ユニット「
あんみ通」のコンサート。「あんみ通」も結成10周年か…と感慨に耽けるほどでもないが、
1stアルバムは結構気に入って聴いていた。
この日は、アイルランド音楽を奏でる日本人グループ「
アッシュ・グルーヴ」との共演も含めて、三部構成。まずは二人による「こんぴらふねふね」や「ながもちうた」などの民謡アレンジ曲とオリジナルで華やかにスタート。その後、「津軽三味線と相性がいい」(by安仲サン)アイリッシュ楽器との共演となったわけだが、タイの伝統音楽をベースに、津軽三味線、沖縄の
三板、
ブズーキなどが絡んだ演奏などはたしかに摩訶不思議なサウンド。ただ、遠慮していたのか、もうちょっとアッシュの皆さん、暴れてもよかったのでは?
最後は、また二人のみの演奏で「あんじょん」(あんみ通流じょんがら節)をたて続けに4曲。これが圧巻だった。三味線の技術や唄(金田一サンの伸びやかな声はステキ)だけをとってみれば、もっと上手い人はたくさんいるだろう。だけど、この「あんみ通」の魅力は、本当に軽やかで、伸びやかで、楽しそうに演奏するところ。まさにキュート!(^_-) [終演後に配っていたお土産のお菓子もカワイかった!=画像参照]
「鏡を見ながら笑いながら演奏する練習をした」(これが結構難しいらしい)というが(笑)、眉間にシワを寄せて神業的な技量をみせるものとはまた違った津軽三味線ミュージック(というか、もはや「あんみ通ミュージック」だが)の魅力を伝える一夜だった。
このエントリのトラックバックURL: http://yui-planning.asablo.jp/blog/2010/02/27/4911309/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。