No Man’s Land 創造と破壊@フランス大使館 ― 2010/02/07
作品は、そのほとんどが現場で制作されたということで、事務室、廊下、資料室、階段、地下室、中庭など、屋内外のあらゆる空間に展示され、かつその空間の佇まいを生かしている作品が目につく。しかも、大使館なんてめったに入れない空間なので、ここは倉庫かな? ここは機密書類を保管していた部屋かな?( ^ ^ ; などと想像しながら歩くのもまた一興。
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_ 映画的・絵画的・音楽的 - 2010/09/19 06:07
(1)建物について
旧庁舎の本館は、1957年、ジョゼフ・ベルモンの設計で作られ(場所は、南麻布の徳川伯爵の所有地だったところ)、外壁を全面窓にするなどなかなかモダンな感じです。
大使館入口のゲートから入って暫く先の正面に本館があり、本館へ行く途中の左手には別館が建っています。
?本館玄関には、ヤヤ盛り土をして半円形の車道が設けられています。玄関のある建物部分は2階建で、その奥に4階建の事務棟があります〔玄関部の屋上は緑地になっています〕。
?玄関の右脇には、奥の日本庭園などに通じる階段が付いています。
?玄関を入って進むと中庭で、その左サイドに事務棟に繋がる通路が見えます。
?本館に向かって左側には、1960年代に作られた別館があります。
(2)展覧会について
以上の旧庁舎は取り壊され、その後には集合住宅が建設されるとのことです。解体工事が開始されるまでの2ヶ月間を使って、今回の展覧会が旧庁舎内で開催されています(2月18日まで)。
参加しているのは日本とフランスの若いアーチストで、ジャンルも、ヴィジュアル・アートからファッション、デザイン、建築など様々です。
?この展覧会は、大使館入口の手前から始まっています。
?館内に入ると、廊下の壁もペインティングされています。
?階段も表現の場です。
?各部屋には、様々な作品が展示されています。
イ)上から無数のコードが垂れ下がっています。
ロ)部屋中ゴミがぶちまけられています。
ハ)単に床に小石が並べられているだけ。
ニ)部屋の壁のボールペンが突き立てられています。
以上の写真は、私がデジカメで撮影したものに過ぎません。もっときちんとした画像をご覧になりたい方は、たとえばこのブログをご覧ください。
(3)感想
建物は、建設されてから50年以上も経っているためでしょう、汚れがひどく相当傷んでもいます。
そんな建物の中を、今回は、トイレに至るま
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