No Man’s Land 創造と破壊@フランス大使館2010/02/07

解体前のフランス大使館旧庁舎で開催されているアート・イベント「NO MAN’S LAND」に足を運ぶ。(2月6日)
著名、無名(?)問わず日仏ほか70人のアーティストが参加し、なおかつ無料(!)ということで話題を呼び、開催期間が延長された(2月18日まで)というだけあってこの日も寒風吹きすさぶなか多くの人が詰めかけていた。
作品は、そのほとんどが現場で制作されたということで、事務室、廊下、資料室、階段、地下室、中庭など、屋内外のあらゆる空間に展示され、かつその空間の佇まいを生かしている作品が目につく。しかも、大使館なんてめったに入れない空間なので、ここは倉庫かな? ここは機密書類を保管していた部屋かな?( ^ ^ ; などと想像しながら歩くのもまた一興。
個々の作品(作者)については細かくメモしてこなかったが、林立するチューブの中を鳥の羽が吹き上がる屋外のインスタレーション「Air Tube」(小松宏誠と石渡愛子)や「愛憎弁当」(岡田裕子)など、印象に残る作品多々。お見逃しの方は是非。