【映画】最近観た映画 ― 2010/01/09
『叫(さけび)』(2006年・監督:黒沢清)
『CURE』がとてもコワかった今や世界的なもう一人のクロサワのホラー(?)映画。この人は映像的な怖さではなく、もっと不安や恐怖を心の深層からえぐるような作風だったと思うけど、この作品では結構映像もコワイ( ^ ^ ; 。なんだか混沌のまま終わるけど、これもクロサワ節なんだろうな…。
『暴力の街』(1950年・監督:山本薩夫)
『CURE』がとてもコワかった今や世界的なもう一人のクロサワのホラー(?)映画。この人は映像的な怖さではなく、もっと不安や恐怖を心の深層からえぐるような作風だったと思うけど、この作品では結構映像もコワイ( ^ ^ ; 。なんだか混沌のまま終わるけど、これもクロサワ節なんだろうな…。
『暴力の街』(1950年・監督:山本薩夫)
物資統制下・占領下の地方都市で実際に起きた「本庄事件」という実話をもとにしているそうだが、何より驚いたのは日本映画人同盟と日本映画演劇労働組合の協力作品であるということ。なので、出演者のロールでは、東宝、松竹、大映という会社別の俳優陣に加えて「フリー 池部良 …」といった表記も。へぇ、こんな映画のつくり方もあったのか…とまず感心。しかも実際に暴力団による妨害を跳ね返しながらロケが敢行され、国会でも話題になったという力作。
『江分利満氏の優雅な生活』(1963年・監督:山本喜八)
山口瞳の原作をもとに戦中派の「昭和人」江分利満の生活を通して、昭和30年代の典型サラリーマンの日常を描いたコミカルな作品。サラリーマンという新しい生態をちょっと斜に構えながら分析するというのは当時は新鮮だったのかも。アニメーションや合成技術、ストップしモーションを使って、岡本監督らしい奇抜な作品。
『江分利満氏の優雅な生活』(1963年・監督:山本喜八)
山口瞳の原作をもとに戦中派の「昭和人」江分利満の生活を通して、昭和30年代の典型サラリーマンの日常を描いたコミカルな作品。サラリーマンという新しい生態をちょっと斜に構えながら分析するというのは当時は新鮮だったのかも。アニメーションや合成技術、ストップしモーションを使って、岡本監督らしい奇抜な作品。
最近のコメント