【落語】上方ケモノノケ落語会2010/08/29

上方ケモノノケ落語会
数日前に足を運んだ「道楽亭 Ryu's Bar」での上方落語会(8月28日)
演者全員が獣かモノノケが登場する噺を演るそうで、遅れて入った店内ではすでに笑福亭笑子サンが、家族と移住したシンガポールを舞台にした新作「シンガポール・ドリーム(?)」を演っていた。噺のテンポはいいのだが、間が悪いのかなかなか笑いがとれない…得意の腹話術をもっと活かしたらいいのに…というのは勝手なお世話か。( ^ ^ ;
続く桂あやめ師匠は、花枝と名乗っていった前座時代にインタビューさせていただいたことがあった。以来、20数年!念願叶ってようやく高座を聴かせていただく。元気いっぱいの師匠だが、数日前に遊雀師匠の演じ分けの妙を堪能した後なので分が悪い。「船弁慶」を演ったが、女房の「お松」がご本人のそれに近いのか(失礼!)、鬼気せまる迫力(顔も怖いし( ^ ^ ; )。
収穫だったのが笑福亭鶴笑師匠。大きなガラガラ声で、客をいじりながらのマクラで沸かせると、いきなりの“パペット落語”で客(ワタシもです)の度肝を抜く。両手、両足、お面や手品、釣り竿まで駆使してのパフォーマンスに、客席は大喜び。文字どおりのイリュージョン落語。上方にも白鳥師匠みたいなキテレツな噺家がいたんだ~!と一気にファンになりました。
トリは林屋染雀師匠の怪談噺。ほかの演者も協力して、火の玉、生首飛び出す上方流の楽しい(?)高座。ちなみにこの日のお囃子、鳴り物もすべて「生」。上方落語の世界を堪能した一夜デスた。(^_-)

↓応援クリックにご協力をお願いします。
人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yui-planning.asablo.jp/blog/2010/08/29/5313370/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。