最近読んだコミック2010/08/08

『ナチュン1~6』(都留泰作・講談社)
現役の大学准教授が描いて「モーニング」連載中から話題を呼んでいたSF大作コミック。人工頭脳の研究のために沖縄を訪れた青年を主人公にして、「沖縄×SF=オッサン!?」をキャッチにホッコリとスタートした本作だが、途中からバチカンだの世界征服だのとストーリーが拡がって訳わかんなくなったぁ~(笑)。
しかも次々に場面は転じて、主人公のまわりのドロドロした人間関係だの、恋愛が絡んだりして、かなり振幅の激しい物語です。( ^ ^ ;
ご本人が最終巻(6)で、「ただキャラやシチュエーションで『進んでいるだけの』マンガが好きで、それを今に復活させたい」「藤子・F・不二雄と大友克洋を合わせたようなマンガを理想とした」と記しているように、「下痢を起こしそうな無茶苦茶な組み合わせ」展開ながら、<ネタバレになるが>ラストは何事もなっかったような藤子的な世界…。
それでも、強烈に惹きつけられる作品であることには間違いありまっしぇん!

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