シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い2010/07/26

『シャガール展』に行く(7月25日・東京芸術大学大学美術館)。
副題に「ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」とあるように、カンディンスキーら同時代のロシア前衛芸術家たちとの交流と影響を浮かびあがらせるとともに、その時代を経たからこそ、後年の幻想的で独自なシャガール・ワールドが形成された--という視点での展示。その展示がじつにウマい。
なんといってもロシア作家たちの作品群を通過した後、最後に後期の代表作をドカーンと展示した“シャガール部屋”は圧巻だ。シャガールが溢れでるイメージを次々にキャンバスに描いていった大作たち。その絵の前でワタシは声を失う。時を忘れる。
色彩溢れるキャンバスの中で飛翔する人・動物・天使・光…。夜のなのに、なぜこうも至福感に満ちているのか。いつまでもその世界に浸って…いたかったにゃあ。( ^ ^ ;
さらに、NYのメトロポリタン歌劇場の歌劇「魔笛」公演のために、シャガールが描いた舞台美術のなんとイキイキと奔放なこと。もうやりたい放題じゃん!
改めて、ジブンのシャガール好きを再確認した展覧会デスた。(^_-)

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