【落語】落語教育委員会 ― 2010/01/05
新春落語教育委員会(東京芸術劇場・中ホール)
昨夜は池袋へ本年初の落語会へ。
柳家喬太郎、三遊亭歌武蔵、柳家喜多八の三氏が定期的に開催している三人会で、チラシには「古典あり新作あり」とあるけど、この日は前座の柳家さん弥(金明竹)も含めて全て古典。
昨夜は池袋へ本年初の落語会へ。
柳家喬太郎、三遊亭歌武蔵、柳家喜多八の三氏が定期的に開催している三人会で、チラシには「古典あり新作あり」とあるけど、この日は前座の柳家さん弥(金明竹)も含めて全て古典。
昨年刊行された『今おもしろい落語家ベスト50』(文春MOOK)で1位に選ばれて、何かと話題を呼んでいる喬太郎サン。しかし、談志や志の輔を抑えて1位というのには驚いた!ワタシも大好きで何度となく高座は聴いているが、ホントいいだろうか…(笑)。が、とにかくこの日は絶好調、歌武蔵がマクラで「もうやりたい放題」と呆れていたがその通りのハッチャケぶりで、会場を大きく沸かす。
続く歌武蔵は元相撲取りで、マクラでたいていその話に触れるのだが今日はナシで、その大きな身体と顔で「短気」「気長」をうまく演じ分け、いやぁ、この人こんなに上手かったっけ?
喜多八を生で聴くのは始めて。個性の強い二人の後で静かに始まった「寝床」だが、喜多八お得意のボヤキが番頭の口調に重なり、独自の世界をつくる。
それぞれの噺家の個性を楽しんだ一夜。
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