【本】最近読んだ本2009/12/18

生きさせろ! 難民化する若者たち
太田出版 著者:雨宮 処凛 価格:1,365円 評価:★★★★


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雨宮サンがプレカリアート宣言をした素晴らしい告発の書。これ読むとホントにY電機で買いたくなくなるなぁ。( ^ ^ ;

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
文藝春秋 著者:町山 智浩 価格:1,050円 評価:★★★★


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これを読んで、なぜアメリカ人でああも無知(でしかもそれを恥としない)なのかわかった。キリスト教福音主義のなかに「バイブル以外読むな!」という反知性主義の流れが根強くあるのね。だからブッシュが2期も大統領になるわけだ!( ^ ^ ; このエピゾード以外にも教えられることの多い、アメリカの真実。この著者は信頼できると思う。

反撃 (teens’ best selections)
ポプラ社 著者:草野 たき 価格:1,365円 評価:★★★


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じつは昔からこーいう「学校・子ども問題」本は多かったのかもしれないが、近年目につく「いじめ」テーマ本。未読だが川上味央子の『ヘヴン』もうそだし、先日読んだ『温室デイズ』(瀬尾まいこ著・角川書店)もよかった。そろそろこのジャンルを俯瞰する評論が出てきてもいいんじゃないかな(ブックフェアの企画も出来るし。ん、すでに出てる? )。