最近読んだ本 ― 2010/05/07
著者は、前著を指して「落語でも音楽でも、初心者は『誰を聴けばいいの?』というところから入るので、ライヴに足を運んでもらうためのガイドとして、僕は『この落語家を聴け!』を書いた」としているが、本書はそうした初心者向けガイドから更に、すでにライヴに足しげく通っている中高級者に向けた落語家インタビュー集。前著では自身の言葉で語った落語の魅力を、演者自身から語らせようという試みだと思うが、いや~、語られる内容がディープで!
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『この写真がすごい2008』(大竹昭子著・朝日出版)
都築響一、十文字美信、澤田知子といったワタシも知っている著名写真家から、3歳の子どもが撮った作品(?)まで、著者が感性とバランス(?)で選んだ100点の写真がズラリ。おっ、と驚いたり、クスリと笑ったり、ページをめくる時間はまさに至福の時(^_-) 。ありそうでなかった写真集+エッセイ。
『夏の庭 The Friends』(湯本香樹実著・新潮文庫)
映画化もされた日本版『スタンド・バイ・ミー』的な少年(子ども)たちを主人公においた冒険&成長物語・老人交流版。解説の久保キリコも触れているが、細部の描写が活きたエンターテインメント小説。
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